今回はドラマ版ピースメーカー役のジョン・シナについて深堀していきたいと思います!
ピースメーカーに関する記事はこちら
⚪︎ジョン・シナの経歴
アメリカ合衆国マサチューセッツ州出身。
元々はボディービルダーで1999年にプロレスに転向し2001年にアメリカ最大のプロレス団体WWEでデビュー
プロレスラーとしてのキャリア
デビュー初期はサイボーグ(!?)という設定でザプロトタイプというリングネームで活動。結構ぶっ飛んだギミックをもつレスラーが多いWWEでもサイボーグはかなりぶっ飛んでますね笑
その後は正統派のアスリートキャラで活動していたが、人気が爆発したのは2002年頃から始めた「ラッパーキャラ」になってから。当時エミネムが人気だった事もありトラッシュトークを繰り出す白人ラッパーレスラーとして唯一無二の存在感を獲得し王座戦にも絡む人気レスラーになる。
俳優としてのキャリア
俳優としての初出演作品は2000年公開の「ヘッドロック」へのカメオ出演。
その後自身が所属するプロレス団体のWWEが映画製作に手を出し2006年に公開された映画「ネバー・サレンダー」で初主演を務める。その映画がスマッシュヒットを飛ばし以降カメオ出演も含め多数の映画ドラマへ出演をしていく事になる。
主な出演作品としては
- 2017「ザ・ウォール」
- 2018「バンブルビー」
- 2020「ドクター・ドリトル」
- 2021「ワイルドスピード・ジェットブレイク」
ピースメーカー役にキャスティングされた経緯
今となってはピースメーカーはジョン・シナのはまり役になり彼以外のピースメーカーは考えられないほどになりましたが、元々監督のジェームズガンは「ガーディアンズオブギャラクシーのドラックス役でお馴染みのバティスタをピースメーカー役に考えていたみたいです。これは意外ですね。ドラックスが演じるピースメーカーも少し見てみたかった気もしますが…。
しかしスケジュールや他の映画との兼ね合いでバティスタの出演は叶わず。ガンと制作陣は改めてピースメーカーのキャストを探すことになりました。そこで候補に挙がって来たのがジョン・シナです。
ちなみにジョン・シナはデッドプール2のケーブル役とシャザム役のオーディションを受けてどちらも落選しています。中々アメコミとは縁の無かったジョン・シナでしたが見ごとピースメーカー役を射止める事が出来ました。
ジョン・シナとピースメーカー
シナはピースメーカーの事を「愚かなキャプテンアメリカ」と表現しています。
まさにピースメーカーを一言で言い表すのにピッタリな表現ですね笑
ピースメーカーは「ザ・スーサイド・スクワッド」で取り上げられる前はどちらかというと知名度の低いマイナーなキャラクターでした。ジョン・シナはマイナーなピースメーカーのキャラクターをどうやって世間に認知させたらよいのかを考えたと言います。
「ザ・スーサイド・スクワッド」のプロモーションでシナはピースメーカーのキャラクターを浸透させるためにイベントなどにピースメーカーのコスチュームを着て参加しました。これは彼がプロレスラーの時の経験を活かしてどうやってキャラクターを認知させて盛り上げるか考えた結果との事です。
撮影時のガン監督からのアドバイス
ガン監督はシナに余計な先入観をもって演じないようにする為に、ピースメーカーが登場する漫画を読んでキャラクターの予備知識を持たないように伝えました。
シナは当初フルメタルジャケットに出てくるような古いタイプの軍人象を演技プランとして考えていましたが、ガン監督からは「自分自身が持っているものをそのまま出す事、そして自分のもつ善良な側面を強調して演じる事」を指示されたと言います。ピースメーカーが過激な思想と言動をもつキャラクターでありながらもどこか憎めないキャラになってるのはガン監督からの指示が活きているからだと思いますね。
ピースメーカー公開後のジョン・シナの活躍
ピースメーカでの演技と人気が評価されて以前にも増してジョン・シナの人気は高まりました。今後も数多くの出演予定作品が控えており、2020年代を代表するアクションスター&ムービースターになる日もそう遠くないかも知れません。
ピースメーカー以降の出演作品
- 2023「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」
- 2023「バービー」
- 公開予定「アーガイル」
- 公開予定「プロジェクトX-トラクション」
ピースメーカーの続編
シーズン1の好評価を受けてシーズン2の制作が決まりジョン・シナの続投も決定しました!今から放送が楽しみですね!